アフターダーク2.0

2002-2003年にかけてテキストサイトヲチサイト「ダークマター」を運営していた濁の出涸らしブログ。基本、更新頻度低め。

note始めました

 一応、近況報告です

コロナ疲れでおちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

それはともかく、note始めました。

note.com

ネットウォッチなどの重い話題はnoteで書く予定です。

こっちのはてなブログは、趣味や近況報告に使います。(年に数回レベルかも)

本当は時間があればこういう記事も書いていきたいのですが。スプラトゥーン大好き。

dark.hateblo.jp

増田の方では、こういう記事も書いてました。

 

anond.hatelabo.jp

集計は大変だったけど、楽しかった。

はてなブックマークはコメントしなくなったけど、増田はまだ使える。

それでは、また。

令和2年も半分が過ぎて

新型コロナ以外の記憶が薄れてる

本来、コロナが無ければ色んなイベントが楽しめたんですよ。

東京オリンピックは言わずもがな。ニンテンドーワールドもオープンしてただろうに、E3もそう。

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇もやっと公開かと思ったら延期。

個人的に楽しみだったボクシングの井上尚弥選手の防衛戦も吹っ飛んだ。ドラマも延期や中止。

新型コロナが原因の騒動も起きた。マスクやトイレットペーパーの品切れ騒動。

マスコミの酷さも身に染みた。テレビの特にワイドショーが酷い。

それ以上にネットも酷い。Twitterでいつも炎上している人がコロナで更に炎上していた。

そう言えば、「検察庁法改正案に抗議します」とは何だったのか。ネット世論の是非という建設的な議論にも結びつかず、最終的に黒田弘務氏のスキャンダルで終わった。

参加していた人には今回の騒動が何だったのか語って欲しいけど、わざわざ聞きに行くほどの情熱も生まれず。

分かりきってるもん。回答なんて。

それはそうと

コロナ騒動とは別に気になるのがアメリカのBLM運動。

びっくりしたのは、あれだけ日本の黒人表現が遅れていると言っていた国が、ガチガチの黒人差別が残っていた事。

日本のバラエティ番組のブラックフェイスを批判したり、アニメで黒人と日本人のハーフの肌の色に敏感になったり、あれだけ人権後進国日本、さすが人権先進国アメリカ的な雰囲気だったのに、現実は案の定という。

これは、ポリコレ的な表現規制を推進したとしても、現実には影響を与えないという証左にならないか。いや、あくまで素人の戯言。

ただ、世界史的に見てもアメリカ史に限ったとしても黒人の受難は深刻なのは確か。

日本で黒人問題を扱うので有れば、効果があやふやな表現規制ではなく、地味で現実的な話が必要だと思う。

黒人差別をなくす会」の様な、何かを生贄にする様な無意味な運動ではなくてね。

 

たった1ヶ月で世界は変わる

1ヶ月ぶりの更新

前回の記事はラブライブの撤去に憤っていた訳ですが、撤去されたところで何か世の中が良い方向に変わったのかなと。少なくとも、男女同権に関しては何も変わらない。これでジェンダーギャップ指数の順位とやらが上がれば良いですが、何にも影響は無いでしょう。何の為に騒動を起こしたのか。

そもそも、フェミニストフェミニズムの論理を使う人にとって、ここ数年の自殺点ならぬ自爆点は凄まじい。特にオタク界隈を仮想敵にしていた人達は。

つか、千田有紀先生Twitter辞めたのね。何があったのやら。(知ってるけど)*1

それよりも、コロナ騒動

まあ、中身のない愚痴はこれくらいにして、この一ヶ月でフェミニズム的ポリコレ的良き世界には1ミリたりとも近付かなかったのだけど、世の中の光景は大きく変わった。

コロナウイルス

様々なイベントが中止になり、ディズニーやUSJが長期休園。一ヶ月前だったらジョークだったオリンピック中止も現実味を帯びてきた。

オイルショックを思わせる、まさかのトイレットペーパー買い占め騒動の再来。

リモートワークの積極的導入が進み 、会社や店の前にはアルコールが並ぶ。

そして何と言っても自粛ムードだ。

自粛ムードをふっとばせと言っても

コロナウイルスに関する医学的な意見は出来るだけ言わないようにしているんだけど、コロナウイルスに殺される人と不景気により殺される人は、どっちが多いのだろうと考えてしまいたくもなる。

そもそも自粛ムードに入ってしまうと、回復するまで難しい。

震災や天皇陛下崩御の時の自粛ムードは、あくまで人間が作り出した物なので、阪神淡路大震災ルミナリエの様に「えいや!」と吹き飛ばす事が可能だったのだけど、コロナの場合は、その「えいや!」で実害を及ぼしかねないから始末に負えない。

改元ムードによる明るい空気もすっかり無くなってしまった。まだ、令和になって一年も経ってないんだって、どういう事だよ!

そうは言っても日常は続く

色々と書きましたが、結局は専門家でもない自分たちは日常を守る事こそ大事だと思いますよ。

最近、TwitterなどのSNS界隈が殺気立ってる気がするけど、悪い方向にしかならないでしょう。

不安や不満から何かを叩いても、敵を作るだけですよと、自分から自分にブーメラン。*2

最悪の結末。ラブライバーにとってもフェミニストにとっても

ラブライブ騒動

今更おさらいは不要だと思いますが、数日前からのラブライブの西浦みかん大使コラボ騒動について。

www.chunichi.co.jp

これは5日前の記事ですが、わずか数日であんな結果になるとは。

時系列から並べると。

  1. あるフェミニスト高海千歌の下着が透けて見えるとツイート。
  2. 著名フェミニストの太田啓子弁護士がリツイート
  3. それを見つけたオタクたちが反発。*1
  4. フェミニストがそれに反発して、問題があるイラストだと主張。
  5. イラストレーターからの意見も飛び交う。
  6. 何故か、ジェンダー論の社会学者で有る牟田和恵氏が「食料品の買い物するお母さん向けに考えないのはなぜ?」と、古いジェンダーロール思考を披露。参照
  7. 大田区議会議員のおぎの稔氏が、ららぽーと沼津からブースが撤去されたと報告。

go2senkyo.com

はっきり言って、最悪の結末だ。ラブライバーにとってもフェミニストにとっても。

今更何を言っても覆水盆に返らずだけど

この結果は言葉もない。

フェミニストも、オタクやオタクが好きそうな対象に文句を言いたい連中が大半で、撤去まで求めていたのは少数ではなかったか。少なくとも自分は、そこまで求めている人は見かけなかった。

そもそも、規制すべきイラストだったのかも根拠が弱い。ここ数年のスカート描写として特別でもなく。例えばガルパンなんかもそうですよね。

Twitterを眺めてみても、そもそもの発端が見えないものを見えている幻覚に近いものなので、根拠に耐えるはずもなく、フェミニスト側の主張は支離滅裂。代表的な方は、今までのキャリアを無にする暴言を吐いた牟田和恵氏ですが、他の面々もいつも通りでジェンダーギャップ指数に何の影響もないのに、女子高生のミニスカートが気に入らないと血道を上げ、独自理論でNGと断じて批判を受け入れない人たちばかり。

自分はいつもの如く、ぐだぐだに終わるだろうとタカを括っていましたが、青天の霹靂とはよく言ったもの。

一部の過激派がラブライブ運営やJAを飛び越えテナントであるららぽーとにクレームを入れ、それが原因で撤去となってしまった。

これは、ラブライバーにとってもフェミニストにとっても不本意だったのではないかと思います。

ラブライバーからすれば、大事な作品が否定されたに近い。そしてフェミニストの皆さんも、弾圧行為に加担したとみなされてしまう事に、恐怖を感じたのではないでしょうか。

もし喜んでいるのであれば、フェミニスト以前に何かが壊れている。

正直言うと脱力してます

自分はラブライブは一期の数話を観ただけですし、当然熱心なラブライバーでもないですし。正直、直接的な影響ないはずなんですけどね。

でも何なんですかね、このクソみたいな脱力感は。

商業施設であるららぽーとがクレームに弱いのは仕方がない。もしかしたら脅迫に近いクレームだったのかも知れませんが、もうどうでも良い。

実行犯はクズだしテロリストに近い。

まあ、死ぬまで世間に害をなし朽ちていくだけのちっぽけな人間だろうし、思考するにも値しない狂人と呼ぶべき存在だし。

それよりも、この流れが続くと怖いよねと思う。

実際、ラブライバーでありフェミニストであった人物も居たみたいで、これから同じケースが増えるんじゃないかと危惧する。フェミニストも前述の狂人を制御できていないだろう。フェミニストが支持する作品なども炎上するかもね。

いや、自分も無関係ではなく、自分の好きなメディアに矛が向く可能性もあるのだから。*2

とにかく、まとめになっていない事件のまとめ。いつも以上に乱文だとけ、直すのは今日は無理。おやすみ。

*1:2と3はほぼ同時に起こっていた印象です

*2:実際、最近遊んだ幻影異聞録♯FEは、規制の影響を受けていました

むじゅんしてもいいじゃないか、にんげんだもの

「常識ってものを考えろ、このボケカスクソ野郎!!」

こういった一行だけで矛盾しているのに、自分で気付かない人がTwitter上でよく見かけます。

見出しの発言は架空ですが一応説明すると、常識を語る本人が他人を罵倒するという常識を破っているという例文ですね。

こういう台詞を平気で吐いて省みる事がない。

むじゅんしてもいいじゃないか、にんげんだもの

とは言え、人間という生き物が矛盾の塊なので、矛盾する事は仕方がないです。

むしろ、自分は矛盾していないと信じ込んだり、他人の矛盾を必要以上に追及する人が問題とも感じています。

とは言え、行き過ぎた矛盾を放置すると評価を下げるだけなので反省するなり訂正すれば良いのでしょうが。矛盾を認めない人は謝る事も出来ない人が多く、Twitter上などで炎上したり騒動を起こす訳ですな。

少しの矛盾くらい認めても問題ないと思うんですけどで。

対処法としては

対処法としては無いので、ミュートするしか無いですかね。

問題は、下手にフォロワーが多かったり、現実社会で地位を得ているなどして影響力があるパターンですよね。

ネットの要注意人物をまとめるネットウォッチサイトとかあれば、少しは変わるんですかね。

「異種族レビュアーズ」が放送中止になったってよ

「異種族レビュアーズ」が放送中止

今更ですが「異種族レビュアーズ」のアニメが放送中止になったとのことで。 

nlab.itmedia.co.jp

異種族レビュアーズ 4 (ドラゴンコミックスエイジ)

異種族レビュアーズ 4 (ドラゴンコミックスエイジ)

 

 

と言っても、KBS京都サンテレビでは予定どおり放送するみたいで、他の媒体でも配信されたままなので、TOKYO MXのみの処置らしい。

BPOでも、問題視はしないという結論に至ってましたし。

www.bpo.gr.jp

人間・悪魔・天使などが同居する架空の世界の風俗店を男性主人公が渡り歩く深夜のアニメに対して、「性的な内容となっていて、このようなアニメが年齢制限もなく青少年が見られる現状に憤りを感じる」「深夜アニメではあるが、ファンタジーとはいえ風俗店を男性が評価しており、女性キャラクターを蔑視している」「アニメなのに風俗と下ネタばかりで子どもに悪影響がある」などとの意見が寄せられました。
これに対して委員からは、「気持ち悪いから、下品だからという視点での評価については、言論・表現の自由との関連で非常に慎重にしなくてはいけないと思う」「遅い時間帯の子どもの視聴については、保護者にも配慮してもらうという民放連の規定も踏まえて検討する必要がある」「昔はテレビの深夜時間帯は大人のものという切り分けができたが、今はネットで24時間いつでも見られるため、社会的な時間の分け方の状況が変わってきている。そういう変化をどう捉えたらいいのか考えさせられる」「テレビは子どもだけを視聴者として対象にしているものではないので、深夜帯に大人向けのアニメを、表現の自由の範囲内で放送することはできるというスタンスでテレビ局は制作しているのだと思う」「制作する人や原作者の過激化というのが、アニメには限らないので、これがじわじわと深夜から普通の時間内に入ってくることには気をつけておくべきだ」といった意見が出されました。この件に関しては、これ以上話し合う必要ないとなりました。

BPOを嫌う人も居るけど、この件では冷静に判じていると感じる。

少なくとも、TOKYO MXBPOの勧告に従ったという訳では無さそう。

百歩譲って放送中止はいいけどさ

まあ、何らかの理由があって放送中止にするとしても、最低限の理由は述べてほしいと思う。昔からこの種の事なかれ主義と秘密主義は嫌いですが、何が問題かがわからないままなので議論にも繋がらないし、制作側もテレビ局に対する忖度力を働かせないといけない。

最初からエロいものを作らなきゃ良いじゃないかという意見もありますが、何がエロいか人それぞれですしね。昨今は着衣の女性でも文句を言ってくる方々も居ますし。(それ以上いけない)

編成上の都合って何だよって話です。

放送中止が非常事態じゃなくなった時代なんだね

昔からアニメの放送中止はありましたが、決まって騒動になってましたよね。

今回引き合いに出されるNice boat.も、実際の殺人事件を受けての放送中止ですが、当時は大騒動になってました。

他にも災害により放送が見送られたり、行き過ぎたパロディで後発局での放送が見送られたり。その度に賛否両論の大論争になっていました。

でも、今回は「仕方が無いんじゃないか」的な反応で受け入れてしまっている。

つか、昨今は制作が間に合わない事で放送中止になる事も多く、ネット配信が当たり前になっている事もあって、アニメファンも放送中止に過剰反応しなくなったのかと。時代の流れなんですかね。

今回の決定を波及させない為に

最初の話に戻りますが、放送中止にするにしても最低限の理由は述べてほしいと思う。

そうでないと、放送中止となった理由が独り歩きして、他局や今後の作品にも波及すると非常に困る。

ただでさえ「目に見えない自主規制」が広まっている昨今、今回の事件はそれに加担する事になりかねないです。

この放送中止を前例として利用して他の作品に抗議する連中も出てきそうですが、まあ、話半分で聞いてくしかないですかね。今のところは。

追記

今回の放送中止とは関係ないですが、「異種族レビュアーズ」を多様性の肯定だとかで持ち上げる論評があって違和感がありました。

批判を躱すための自己防衛だったのかも知れませんが、そもそも風俗をテーマにしている時点で初手から不謹慎な漫画なんですから。

面白い作品は面白い。不謹慎な作品は不謹慎で良いじゃないか。不謹慎でも面白い作品はいくらでも有るし何が悪いのか。

優れた面白い作品にポリコレ的な評価など要らないと思いますよ。自分は。

青春部活漫画「まくむすび」がWeb移籍するってよ

「まくむすび」がWeb移籍かー

今週のヤングジャンプで発表されましたが、「まくむすび」という漫画がWeb移籍される事になりました。

youngjump.jp

[第1話] まくむすび - 保谷伸 | となりのヤングジャンプ

Web移籍とは、今まで本誌での連載だったのが、ジャンプ系列のサイトに移籍する事です。これを訴求力アップの為と見るか、程のいい打ち切りと呼ぶか人それぞれですが、一読者からすると触れる人が増えて「まくむすび」の魅力が広がればいいなと。

ヤンジャンの場合、Web移籍後に急に面白くなる事が多いので、その点も期待かなと。あ、「まくむすび」は本連載の時点で面白いですよ。

2月12日まで無料連載されているので、まず第一話だけでもお試しに。

作品紹介「まくむすび」

「私、変わりたいんだ」 仙台星見高校に入学した土暮咲良(つちくれ・さくら)には、友人・カレンにも言えない秘密があった。それは「漫画を描く」という創作活動のこと。…ある“きっかけ”で創作を諦めかけていた咲良だったが、「高校演劇」との出会いによって、彼女の日常は劇的に変化していくことに。 ーーいま、誰もが輝く青春群像劇の幕が上がる!

演劇部を舞台とした部活ものです。

ジャンルとしては文化系青春部活ものですが、そこは高校演劇という世界。様々なトリビアが漫画の中で紹介され、知らない世界を垣間見る面白さがあります。

そこらへんは「響け!ユーフォニアム」に近いですね。あれくらいスポ根では無いですが。

もう一つの軸は、創作活動の魔力ですね。

主人公の咲良は、親友のある一言がきっかけで漫画を描く事を諦めようとしていました。周りには漫画を描くのを隠していましたし、他人に読まれるのを恐れていました。

高校進学を機に、今まで書いていた漫画も処分しようとしていたのですが、悪魔的な人物により処分しようとしていた「創作物」が多勢の人公開されてしまう。

戸惑いながらも彼女の中に生まれた感情は何か。勝手に公開された怒りか、それとも別の何かか。

そして、その悪魔的な人物からの一言が彼女の世界が変わります。

これは青春部活ものであり創作活動に魅入られた少女の成長物語でもあります。

それにしても、Web漫画もレベルが上がった

まあ、こんな紹介なんて無視して良いから、実際に読んで欲しいです。

しかし、昨今のWeb漫画は勢いがすごいですね。

ジャンプ+連載の「SPY×FAMILY」もこのマンガがすごいの一位に選ばれましたし。

昔はWeb漫画は二軍みたいなイメージも有りましたが、今ではそんな事言ったら笑われるんじゃ無いかな。

まあ、そんなイメージを持っていたのはお前だけだろと言われたら、返す言葉もないですが。